個人的に、好きな漫画があります。
それが FX戦士くるみちゃん です。
別に二次元キャラが好きというわけではなく。。
この漫画、何がいいかというと、
投資家心理を漫画で楽しく学べるところなんですよね。
デイトレードやFXをやっていると、
誰しも一度は経験すると思います。
「損切りしたくない」
「ここまで下がったんだから、もう少し待てば戻るはず」
「今切ったら負けを認めることになる」
そういう、
理屈では分かっているのに行動できない心情が、
ものすごく生々しく描かれています。
市場に多い「雰囲気で投資する人たち」
この作品には、
いわゆる「めちゃくちゃバカなキャラクター」も登場します。
根拠は特になく、
雰囲気やノリだけでポジションを持ち、
結果的に大きな損失を出してしまうタイプ。
でも、正直に言うと──
市場の参加者の大半って、実はこういう人たちなんですよね。
・なんとなく上がりそう
・SNSで話題だから
・前に勝てたから今回もいける気がする
こうした理由でトレードをして、
大きく負けて市場から退場していく。
FX戦士くるみちゃんでは、
そういった「現実の市場にいくらでもいる投資家像」が、
かなり分かりやすくデフォルメされて描かれています。
賢いキャラと、主人公くるみちゃんの危うさ
一方で、
非常に冷静で頭の切れるキャラクターも登場します。
資金管理、リスク、相場の流れを理解し、
感情をできるだけ排除しながらトレードをするタイプ。
そして主人公の くるみちゃん はというと、
かなり極端なスタイルです。
ハイリスク・ハイレバレッジ。
短期間で一気に資産を増やしていく。
うまくいっている時は、
正直めちゃくちゃ楽しい。
「自分は才能があるんじゃないか」
「相場を完全に理解したかもしれない」
そんな万能感に包まれる。
でも、
相場が逆に動いた瞬間、
一気に地獄が始まる。
下がった時の苦しさ、上がった時の高揚感
この漫画が本当に上手いのは、
数字ではなく感情を描いているところです。
・含み損が膨らんでいく時の息苦しさ
・チャートを見たくないのに見てしまう心理
・強制ロスカットが頭をよぎる恐怖
そして逆に、
ポジションが一気にプラスに傾いた時の高揚感。
この感覚は、
実際にトレードをしたことがある人なら、
間違いなく共感できるはずです。
トレード経験者ほど刺さる漫画
FX戦士くるみちゃんは、
「投資のやり方」を教える漫画ではありません。
投資をすると、人はどう壊れていくのか。
どこで判断を誤るのか。
なぜ同じ失敗を繰り返すのか。
そういった、
相場の裏側にある心理を、
エンタメとして分かりやすく見せてくれます。
だからこそ、
これから投資を始める人よりも、
すでに一度は負けた経験がある人、
トレードの怖さと楽しさを知っている人ほど、
深く刺さる作品だと思います。
投資を学ぶ上で、
こういう「感情の教材」を持っておくのは、
意外とかなり大事なんですよね。









コメントを残す